本気のヤツ、ちょうだい?

ジャニヲタの記憶を記録にするところ。

安田担にしか読ませられなさそうな安田くんについて。

安田くんって。

 


関ジャニ∞安田章大

彼のおかげで、私は今でもずっとジャニオタをやっています。ジャニーズの素晴らしさとか、ジャニーズにいる人、芸能人がどれだけ努力を重ねてその場に留まっているのか、そんなことを教わったりもしました。

 


私が安田くんを知ったのはデビュー少し前。

関ジャニ∞のメンバーが出演しているテレビを観てのこと。知った時のこととか、その時にどれほど好きだったのかなんて割とどうでも良いのですが。

 


最近は担当を降りはしたものの、テレビや映像とか何某かの媒体で彼を見るたびかっこいいなあと素直に思っています。

 


そんなわたし、安田くんを知ってから、早17年近く経つんですね。17年間のうち、12年くらいは担当として人生の軸になっていたと思います。残りの5年くらいは、元彼みたいな、あんなに大好きでなにかあって別れたけど、でもめちゃくちゃ気になるみたいな。そうですね。やっぱり視界のどこかに17年間捉え続けてきました。

 


そんな私がいま、安田章大について思うことをまとめたくなったので、まとめてみます。

 


まずは、写真集『LIFE  IS』の発売おめでとうございます。発売前に重版までしちゃって。めでたかったから重版決定後に1冊追加しました。

内容は思ったより辛い内容とかではなく、「ああ、これは若い時だと出せないやつだな」と感慨深くなりました。安田くんがこういうことを昔は伝えたかったのではなさそう(最近のインタビューより)なので、したいときにこういうのが実現させられる地位にいるのかと思うと少し寂しくもなりました。オタクの悪いところ。

 


この写真集のおかげで、メディアでたくさん安田くんの言葉が取り上げられていましたね。誇らしかったです。まるでお坊さんのように、落ち着いたトーンで、諭すように、97%くらい善人なんだろうなと思わせる達観した思考を言葉で紡ぐ姿。誰がどう見てもこの人いい人だな、できた人間だなって思いそうじゃないですか。すごい。私は善人タイプではないので、素直に尊敬しています。

SNSとか、共演者の方とか、いろんなところで「いい人だ」「すごいひとだ」「前向きな人だ」などなど、プラスの表現で語られている安田くんがいました。

 


あ、私はここから安田くんをディスりたいわけではないです。ほとんど全肯定時代に差し掛かっていますので。彼は100%素敵です。それを踏まえて読み続けていただきたいです。(誰が読んでいるのか)

 


で、話を戻します。実はわたし、闘病を明かしてからの彼の発言に違和感がめちゃくちゃあったんです。何かというと、「病気にならさせてもらえて」(ニュアンス)的なやつ。安田くんのインタビューとか少しでも見たことある人はご存知かと思います。初めて聞いた時から、何度聞いても、私の頭には「本当にそんなこと思ってんの??」とよぎってしまうのです。

 


考えてもみてください。

 


今でこそバンドで注目されていたり、歌唱力が〜と言われる安田くんですが、バンドを本格的にしていない頃から、彼はずっとダンスもピカイチでした。錦戸くんのダンスの方が好みという人もいると思います。が、アイドルとして完璧に溌剌とした、小さな体を大きく見せる、可愛いのにかっこいい、素人目に見ても上手というかわかりやすいダンスを踊る人(だと思っているん)です。

そんな人が、病気をきっかけにサングラスをかけざるを得なくなったり、病気のせいで負った怪我で誰よりも踊れるはずなのにステージでひょこひょこ歩くだけだったり、私が彼ならまじで嫌だなって思いそうなんです。…思考も違うので私が安田くんならきっと売れていませんが。

 


一ファンだから思うのかもしれませんが、本当に病気が憎くて仕方ありませんでした。今も当然思っています。あんな素晴らしいアイドルに、そんな期間をすこしでも与えたこと、サングラスをかけざるを得なくしたこと、いつまでも許せる気がしません。

 


そんな病気ですらも許して、ギフトみたいな感じで言ってのけるのを見ると、涙を堪えてしまうんです。正直無理してないかな、とか、本当は辛いんじゃないのって気持ちに支配されてしまいます。「それはお前の物差しだからだろう」なんて指摘も受けそうですが、個人的に彼の言葉(特に常人からは聞けなさそうな説法みたいなやつ)を疑ってしまうのには理由があるんです。

 


それはある日のジャニーズウェブの記事の話。

関ジャニの7人の頃の映像を見て、もうこの7人で音を奏でられない、悔しい、泣いている”(ニュアンス)

みたいなことを書いていたんです。

 


あなた、メンバー脱退のとき、基本的に前向きなことばっかりいってませんでしたかね?やりたいことをやる友人の背中を押してあげたいみたいな。この辺うろ覚えですけど。直後に泣き言とか言ってなかったよね?メンバー減って暫くぶりになんてこというんだ、と思いました。

 


勝手なことをいうと、Nさんの脱退を耳にしたとき、教務みたいな感情に襲われた後、安田くんが心配でならなくなりました。関ジャニというグループが彼の重荷になるのではメインボーカルは大倉くん?いや実力で言うと安田くんになりそう。そうなったら負担すごくない??彼、病気から立ち直って数ヶ月よ??彼のやりたいこととか、関ジャニ∞に押しつぶされてしまわないか、エイター・ファンのためにとかいって無理に続けたりしないだろうか、もろもろ。

最終的に「お前何押し付けて抜けてくれてんねん」みたいな、負の感情に取り巻かれるわけです。何故なら私は安田担だった人間なので。安田くん第一主義です。彼の幸福が成り立つことが最優先の重ために教育されている安田くんのファンなので。彼が積極的に作り出したわけではなく、状況が作り上げてしまったメインボーカルは、嬉しいながらも複雑な気持ちでいっぱいでした。

 


ただ、安田くんが前向きになってみたいな、ていうかあの人が前向きなことしか言わないから、のみこんだんですよ。表向きを(隠し切れてはいませんでしたが)おめでとうとか、そんな気持ちで覆い被せたんですよ。安田くんが言うなら許そうって。別に私に許される義理もないのに、勝手に許されててそれは申し訳ないけど。

 


そんな感じで受けいれた出来事を、消化できていないうちに、本人も消化結局できずに泣いてるんですよ。泣いてから消化できたか知らんけど。ちなみにこれを読んだ日からまじで再燃して全く触れなくなりました。安田くんを泣かす全てのことが許せないので。

 


で、そんなの聞くとね、大きな出来事の直後に出てきたポジティブな言葉を信用できなくなるんです。

 


病気のことについて前向きな言葉で固めて笑ってるのを見ると、自分に言い聞かせているのかな?もしくは自分でも気づいてないのかな?みたいな疑りを持ってしまうのです。まあ、別にメディアで自分の中身すべて曝け出せとかは言えないですが、曝け出すスタイルとかでアイドルの道開拓しようとしているのであるそうなので、なかなか不安になってしまいます。こんなの嵐とかが言う方がアイドルっぽくて前向きで、むしろ自然な気がしてしまう。不思議。

 


まとめますと、誰か大事な人とか、落ち着く人がいて、その人とかには無理せずにいてほしいなって思っています。善人ぶりたいわけではなく、安田くんは本当になりたい善人のモデルであらんとする人かなあと思っているので、実際のところが心配になるんですよね。

 

 

 

実はまだ書きたいことがありますが、記事が長すぎる気がするので分けようと思います。一旦、すっきりしかけています。

 


ご静聴ありがとうございました。